日本の制度構造

いまの日本に必要なのは、優れた運用システムを再び
構築するためのベースとなる制度構造の
スクラップ&ビルドである。

教育を筆頭に戦後に構築した制度の多くは、戦後60年を経て
その使命を終えようとしている。
いま必要なのは新たな社会構造システムを構築するために
既存の社会構造システムの破壊が必要。

また終身雇用の破壊で近年問題視されている、企業に
対する帰属意識の低下はなんらかの集団への強い帰属意識
求めて来た日本人の根源的性質が変化したことを
意味するのではなくむしろ企業に代わる新たな
帰属集団の模索を意味している
実際この傾向は若年層で著しい。